2025年10月13日
『笑の内閣』という劇団がありまして。
キャパが大体50人くらいの小さなハコでやってるマイナーかつアングラなとこなのですが…
ココの演目、毎度まいど政治性が高いんですよ!
◉「非実在青少年」と表現の自由の問題に切り込んだ『非実在少女のるてちゃん』
◉ネトウヨを批判した『ツレがウヨになりまして』
◉一度始めたプロジェクトを途中で止められなくなるという悲劇を描くのに2021年東京五輪とインパール作戦を重ねてみせる『東京ご臨終~インパール2020+1~』
◉2025年大阪万博の問題点を炙り出す、怪獣の出ない怪獣もの『ゴメラの逆襲 大阪万博危機一髪』
◉リベラル最先端理論「反出生主義」を描く『12人の生まない日本人』
などなど。
そしてお笑い成分が多めで毎回爆笑、抱腹絶倒。
さらに脚本の構成が神がかっていて、毎回驚愕の仕掛けがあるー!
私、普段は演劇とか観る柄ではないのですが、この劇団だけは2012年以来、地元で観られる公演はほぼコンプリートで観に行ってます。
そんな『笑の内閣』が高市総裁誕生に便乗し、「女性差別する女性政治家」が主人公の演劇『名誉男性鈴子』を期間限定で無料公開中。
期間限定つってもいつまでか不明。
気付くのが遅れて、公開から1週間経っちゃってるので急ぐが吉。
https://youtube.com/watch?v=4MDMxRqn6xM
特にテーマ曲が素晴らしいです。
女優さんが
『♪あなたの心にペニスが生えても そのたび千切れば 堕ちてゆかぬ筈』
とか熱唱するの凄い。
あと
『♪名誉男性は 戦い 力使い果たした 少女の成れの果て』
というあたり、まどマギみある〜!
はじめは「女性のために」と頑張って政治家を目指した女性が、男性社会でのしあがるために「一時の方便として」男性社会のやり方を受け入れ、やがて闇堕ちしていく悲劇をちゃんと描いてます。
『笑の内閣』代表で全ての脚本を担当している高間響…この人、天才やで!
そして2017年に行われた森友学園の小学校入学説明会に参加し、つまみ出された後にマスコミに囲まれ、顛末を語ってた人でもあったり。
↓コレのソースになった人。
【HARBOR BUSINESS Online】
『極めて異常だった森友学園入学説明会。極秘裏に行われ、ボディチェックも!』
動画で聞き取れなかった台詞や歌詞を↓ココでチェックするも一興。
【日本劇作家協会 戯曲デジタルアーカイブ】
(00:40)
この記事へのコメント
1. Posted by 元「新人読者」 2025年10月13日 05:59
こういうのが真の自由な表現なんでしょうね
2. Posted by シャラップ上田 2025年10月16日 04:00
公明憎しのあまり
「公明党が国土交通大臣を独占し続けてきた結果、日本は良くなりましたか?」
って主張してるウヨがいてワロタ
「公明党が国土交通大臣を独占し続けてきた結果、日本は良くなりましたか?」
って主張してるウヨがいてワロタ








