竹内久美子が17年前に出した本で、タイトルからしてヤベー感じのやつがあったので購入してみました。

『千鶴子には見えていた! 透視は、あっても不思議はない』(文藝春秋 2007年)

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タイトルになっている透視の話はp.103から。
問題だらけの部分を引用してみます。

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 とはいえ私は、テレパシーを始め、いわゆる超常現象や超能力について否定しようと言うのではありません。存在しないと証明することはできないはず。なのに、存在しないと証明済のことであるかのように否定しようとする人々がいる。それが不思議だと思っているのです。
 テレパシーはともかくとして「気」は本場、中国で盛んに研究され、日本でも公的な研究費が降りて研究がなされている。そして「透視」について日本では過去にこんな出来事があった。その紹介をしましょう。
「透視」は、箱の中身や人体の内部等のまさしく透視、遠く離れた場所にいる人物や建物の透視、時間を遡って何かを見たり、未来を予知するなど、いろいろなタイプがあります。
 
一九七〇年代からアメリカ、スタンフォード研究所で研究され、 FBIが犯罪の捜査に使ったりしていることが有名ですが、実は、日本で既に明治の頃に研究されているのです。
 明治四二(一九〇九)年、東京帝大の助教授、
福来友吉(心理学)は、人体内部を透視し、医師の診断の手伝いをしているという、熊本在住の御船千鶴子の存在を知ります。
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あっ(察し)…もういいです。


​『存在しないと証明することはできないはず​』というのは「悪魔の証明」ですよね。
なので超常現象や超能力が存在すると主張する側に挙証責任があります。
「ある」というならそれを証明するデータを出して下さい。話はそれから。
それまでは「ない」ものとして扱われます。当たり前。

ていうかこの人、進化論が売りの、しかも唯物論者ですよね?
もし宗教信者に「神が存在しないと証明することはできないはず」と言われたらおめおめ引き下がるつもりなんですかね…?

こんなレベルの人に科学について云々されましても。



あと超能力が『一九七〇年代からアメリカ、スタンフォード研究所で研究され』って…
中身こんなん↓やで?


【Wikipedia】
『スターゲイト・プロジェクト』

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/スターゲイト・プロジェクト



↓コレは別の研究所の話ですが、当時の超能力研究のレベルが知れるエピソードを。


【Wikipedia】
『プロジェクト・アルファ』

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/プロジェクト・アルファ



​そして『 FBIが犯罪の捜査に使ったりしていることが有名て…その様な事実はありません。


【with news】
『FBIに超能力捜査官はいない! 「ズバリ的中」のカラクリを暴く』

https://withnews.jp/article/f0170601002qq000000000000000W03j10201qq000015316A

【※註】




そして福来友吉。
この人、「超能力者」の繰り出す数々の手品に次々と引っかかり続けた、伝説のトンデモさんやんけ!

そんな福来友吉のガバガバ伝説3選。


【①御船千鶴子】

竹内久美子が取り上げ、本書のタイトルにもなっている人物ですね。

透視ができるということで福来友吉が実験を行いましたが…
御船千鶴子が「私が透視するところを決して覗いてはいけません」とか鶴の恩返しみたいなコト言い出しても受け入れちゃう、ゆるふわな実験デザイン。
こんなん、トリック仕込んだりちょっと鶴になってても分からへんやん…名前も千鶴子やし。

「封筒に密封された紙に書かれた字を透視する」という実験で透視に成功したとされてますが…当時から
「そんなん、封筒を唾で湿らせて開いた後、手の熱で乾かしたんやろ」
とか
「髪にヘアピンでも隠しといてソレ差し込んだら中身見えるやんか」
とか色々言われちゃってます。

そこで公開実験では、平たくつぶした鉛管に字を書いた紙を入れ、ハンダ付けして密封。
コレなら疑いの余地なさげ。
にも関わらず御船千鶴子は見事に字を言い当て、実験は大成功…と思われましたが、何故か鉛管に入っていたのは実験に用意された字ではなかったというミステリー発生。
問い詰めると
「透視できなかったので、前日から練習用に預かってた別の鉛管を使っちゃいました、てへぺろ♡」
的な苦しい言い訳。
同じ仕様なのに練習用の鉛管なら透視できるんや!?
透視能力ってふっしぎ〜!
で、何でそんなモンをわざわざ持ち歩いてたかというと「お守り代わり」だそうです。
霊験あらたか過ぎるやろ…
という訳でこの人、丸一日加工し放題の状態にあった鉛管とすり替えを行ってた訳ですね。

この直後、御船千鶴子は自殺してしまいます。


【②長尾郁子】

次に福来友吉が見つけてきたのは、透視だけでなく念写能力まである超能力者・長尾郁子。
この人は判事の妻で社会的信用もありげ。
コレは期待できそうですね!

こちらもやはり公開実験が行われます。
…が、長尾郁子は
「少しでも疑われると集中できない」
という定番の理由を持ち出し、
「問題を持ち込む時は、透視してほしいものに封はせずに準備室に置いといてね。
持ち込むタイミングは全員が実験室に集まって、私がOKしてからね」

などと余計に疑われそうな条件を付け、きっちり疑われます。

…つまり無人になった準備室に、のぞき放題な状態で置いておけ、と?
さらに
「問題を準備室で書く時は書き直しはNG」
とか
「念写する字はこっちで指定、申し込みは前日まで」
とか言いたい放題でヤる気まんまん。

…が、この時は実験デザインをしたのがガバい福来友吉ではなく山川博士という有能だったため、どういう時に成功してどういう時に失敗するか炙り出せる様になってました。
その結果、
「準備室で字を書く時、袖で隠すと何故か透視に失敗する」
「封印にこっそり開けた跡が残ってる時は不思議と透視が成功する」

といった謎の相関関係が判明。

当然、長尾郁子のTwitter(明治時代なのでXになる前でした)は大炎上。
長尾郁子はババギレしましたが、その2ヶ月後に病死してしまいます。

で、長尾郁子の「念写」した文字が↓こちら。


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おや〜?
「天」はやけにボヤけてるのに、「照」は妙にクリアーですね。
そして「照」をよく見て下さい。
「日」「口」の部分が完全に閉じていません。

これらの特徴は、字の部分を切り抜いた型紙を当ててスプレーするステンシルにそっくりですよね。

型紙が浮いちゃった状態でスプレーするとボヤけた字になっちゃうんですよね〜。
スプレーではなく、乾板に当たる光でも同じコトが起きる筈。

そしてステンシルの型紙は、線で囲まれた部分は脱落してしまうため、囲みきらない様にデザインされてます。

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先ほどの「照」と同じですね。

この点について、より分かりやすい「観音」の念写が↓コチラ。

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うわぁ、見事にヤっちゃってますね…。

そういうのではなく、完全に線に囲まれた字は念写できないんですか郁子さん。

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…という訳で、線に囲まれまくった「東京」という字を念写したのが↓コチラになります。
ご査収ください。


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え、急に白黒反転した上に謎の格子まで出現
念写って「字を強く念じたら写真に映る」ものだと思ってたのですが、字ではなく余白を念じちゃったんでしょうか?
そんなコトってあります?
白黒反転したのは、型紙の字の部分を切り欠くのではなく、逆に地の部分を切り落としたからなのでは…。
そうすれば「田」みたいなトコや「口」のトコといった、線で囲まれた部分もぽろりんちょすることなく支持できるし。
そのかわり、「京」の上下にある離れ小島が脱落してしまいますが…
何故か不思議なことに、いずれもグリッドにギリ掛かってますね。
コレ「東京」という字の形に切り抜いた紙を格子の上に貼っただけでは…?
なお、ご本人は「インチキでないことを証明するために格子を入れた」などと意味のわからない供述をしており。

そんな長尾郁子さんですがその2ヶ月後に病死。



【③三田光一】


御船千鶴子・長尾郁子を失った福来友吉ですが、さらに凄い念写の出来る人物を見つけ出します。
それが三田光一。
この人は前代未聞の対象を念写することに成功します。

先日の唐沢俊一の回でもご登場願ったゾルゲ市蔵によりますと…


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月より周囲の星の不自然さが凄い。

月の裏は当時は撮影する方法がなかったし、弘法大師に会ったことのある人は皆さん草葉の陰です。
こんなん、合ってるか確認のしようがないやん…。


しかしその後、科学の発展により人類は月の裏側の姿をも知ることが出来る様になりました。
現代のビリーバーの皆さんはこの念写された月と実物の月の裏側写真を熱心に比較し、いずれも一致点が多いと結論しています。


例えば近藤千雄『心霊科学本格入門』という本に、念写と実物写真が載っているので、どの程度似ているのか見てみましょう。

↓上が念写、下が実物です。
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うわぁ、完全に一致。
超能力ってすごーい!
もう同一の写真だと言っても差し支えありません。
ていうか同一ですよね?
漫画だったらトレス疑惑

何故こんなことに…?


ではNASAによる実際の裏側写真を見てみましょう。

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左が表、右が裏です。
裏は「海」と呼ばれる黒っぽい部分が少ないですね。
三田光一の念写、全然似てないやん。


しかしビリーバーさんたちはまだ頑張ります。
日本心霊科学協会で長く理事を務めた後藤以紀というおっちゃんは「向きを変えたら31箇所が一致する」と主張。
飛騨福来心理学研究所も「そうだそうだ」とコレを熱く支持。

一方、福来心理学研究所(飛騨のやつとは別物で、コチラは宮城)は「裏返せば8割一致や」と言い出してるのですが…
その2つは両立しませんやんか?

もう最初から「一致する」がゴールになってて、そこ目指してテキトーなこと言っちゃってないですか?


あと福来心理学研究所を名乗るトコが複数あるのもスゲェ!
飛騨福来心理学研究所の方は「福来記念・山本資料館」という展示施設を運営している模様。
そこは岐阜県の高山から車で30分くらいかかる様ですが、もっと街に近い城山公園にその前身となった「福来博士記念館」というのもある様です。

という訳で数年前、高山に旅行した時に市が運営する観光案内所でコレらの施設について訊ねてみたのですが、「聞いたことないですね〜」とスルーされました。
福来記念・山本資料館は「岐阜県まちかど美術館・博物館」に登録されてる筈なのに!

ついでに軍人コスプレした軍国おじいちゃんが個人の蒐集品を展示している「史料館」という施設についても訊ねたのですが、コチラも「知りませんね〜」でスルー
こっちは結局、駅の案内所から徒歩で行けるほど近場にあったのに。

ていうか高山、狭い街なのに変な施設が多すぎでしょ。

某手かざし系新宗教の本拠地で、めらっさデカい本部の建物があったり、山中にいきなり階段ピラミッドがあったりするし。
主な産業が観光と手かざし。

ちなみに病気の人に直接手を触れて「治療」すると「無資格で医療行為をした」ということになって引っ張られちゃう、それをかわすために編み出されたのが「手かざし」、という説があります。
まぁ戦前に雨後のたけのこのこのここしたんたん、と生えてきた神道系の新宗教…要するに国家神道とはちょっと違うコト言っちゃってる教団は弾圧されてましたしね。公式が大正義。


高山はそんな街なので、商店街に一軒しかない小さな書店にもその教団の本が並んでたりするのかな〜、と思っておそるおそる覗くと…
そういうのはない代わりに、何故か千島学説の本が異常に充実
特設コーナーに面陳列という破格の待遇でした。

千島学説というのは「学説」と付けるのもためらうほどアレなトンデモ説です。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/千島学説


「病原体は自然発生する」とか「癌細胞は赤血球が変化したもの」とか、ユニークでは片付かない珍説がめじろ押し。
しかも「ダーウィニズムは間違い」「獲得形質は遺伝する」「弁証法ガー」といった、終戦直後にソ連から輸入されたルイセンコ主義の匂いがぷんぷんしますね。
「ルイセンコ ヤロビ農法 ミチューリン」
…つい七五調で韻を踏んでしまいましたが、気になる方はこの辺のキーワードで調べてみて下さい。



いつも通り、脱線に脱線を重ねてしまいましたが…

上記の様な福来友吉のダメっぷりや、被験者たちのヤバさの大半はささっとぐぐったりWikipedia読むだけですぐ分かります。


【超常現象の謎解き】
『千里眼の開山「御船千鶴子」』

https://www.nazotoki.com/senrigan.html/amp


【Wikipedia】
『長尾郁子』
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/長尾郁子


『三田光一』https://ja.m.wikipedia.org/wiki/三田光一



『千里眼事件』
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/千里眼事件


『念写』
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/念写


しかし竹内久美子は全然調べません。
問題の章の最後にはこうあります。


P.105

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 さらに、日本の近代化に「迷信」の類は妨げであると言う風潮が高まってきた。千鶴子の能力を認めたはずの学者の多くは保身に走り、福来は孤立無縁となった。そしてとうとう大正二年、大学をやめさせられることになり、一連の出来事はスキャンダルとして葬り去られてしまったのです。
 世界をリードしていた研究のつまらない結末。なんとももったいない話だと思いませんか? (詳しいことは
『透視と念写』(復刻版)福来友吉著、福来出版、『透視も念写も事実である』寺沢龍著、草思社を参照)。
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えええええ〜…
まぁ「御船千鶴子や長尾郁子の能力は本物」
「福来友吉はアカデミズムとマスコミのせいで正当な評価を受けられなかった悲劇の人」
という方向に持っていくのはオカルト側の常套手段ですが。

この「日本スゴい」と「認められなかった悲劇の人」の合体ロボは
STAP細胞は本物!
世界をリードする日本の業績を絶対に撤回するな!
もし撤回したら、韓国が同じ内容の論文を出して先取権を主張しだすぞ!」
とか言ってたネトウヨさんたちと相似形だなぁ…。


そして挙げられた文献はビリーバー側の2冊だけ…
インチキ超能力の古典として知られる千里眼事件を取り上げるに当たって、懐疑主義側の文献フル無視ってありえます…?
先ほど紹介した『超常現象の謎解き』は日本最強の懐疑主義団体・ASIOS代表の本城達也が運営するサイトですが、『千里眼の開山「御船千鶴子」』の参考資料は竹内久美子の挙げたものを含め、22に及ぶというのに。

あと『透視も念写も事実である〜福来友吉と千里眼事件』を出している草思社は文芸社の子会社。
その文芸社はオカルト本ばかり出しているたま出版と同一住所にあり、両社の創業者は親子です。
たま出版は年末のオカルトバトルでお馴染み、韮沢さんが社長をやってるトコですね。


ちなみに↓ココで『透視も念写も事実である〜福来友吉と千里眼事件』に好意的な書評を寄せてるのが…
当ブログで再三に渡り批判している石川幹人〜!

【超心理学研究】
[書評 寺沢龍 著 『透視も念写も事実である〜福来友吉と千里眼事件』]

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsppj/9/1-2/9_KJ00003991191/_pdf/-char/ja


脱線ついでに触れておくと、御船千鶴子は『リング』に登場する貞子の母親のモデルとして有名です。
♫wow〜きっと来る〜!
実際、先ほどの『超常現象の謎解き』には

​《千鶴子は日本の超能力者の中では比較的知名度があり、有名な『リング』に登場する貞子の母、山村志津子のモデルにもなっている。》
​《原作者の鈴木光司氏によると、小説のアイデアを考えている際に図書館で読んだ『超心理学者 福来友吉の生涯』(大陸書房)が元ネタだという。この本には千里眼に関わる福来友吉博士、御船千鶴子、高橋貞子が登場し、それぞれは『リング』の登場人物、伊熊平八郎、山村志津子、山村貞子のモデルになったと思われる。(ただし貞子は名前のみ)

とあります。
ところが一方で、Wikipedia『リング(鈴木光司の小説)』の項には、

『作中の登場人物である伊熊平八郎・山村志津子は、明治時代に起こった千里眼事件の関係者(学者・福来友吉、超能力者・御船千鶴子)がそのモデルであると言われている[23]。1998年の映画版『リング』では、志津子の能力は作中で「千里眼」と形容されている。ただし作者は作品ができた後で、御船千鶴子の存在を知ったとのことである[要出典]。​』

とあるのです。
まぁクリエイターが権利とかの問題で元ネタを「知らない」と言い張るのはよくあることではありますが。

例えば『ストリートファイターⅡ』のラスボス、ベガ。

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そのモデルは明らかに映画版『帝都物語』で嶋田久作演じる魔人・加藤保憲なのですが…

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カプコン側は
「開発スタッフに確認したところ、加藤保憲というキャラは知らないし、『帝都物語』を観たこともなかった様です」
とか言ってて、物凄いすっとぼけ方もあるもんだと感心したのですが…


Xでこんなの発見。


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うわぁ、スタッフはマジで加藤保憲を知らなかった可能性が出てきた。
パクリのパクリやったんかー…。

まぁこの頃のゲーム業界はいろいろユルくて、『サンダーブレード』の自機が「ブルーサンダー」そのまんまだったり…

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『ラストリゾート』の自機が「サイレントメビウス」のポリススピナーそっくりだったり。

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しかもサイレントメビウス自体が「ブレードランナー」の影響下にあるという。

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いろいろ語りましたが、最後に書影をもう一度見てみましょう。

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帯の下のトコに『タケウチさんには見えている!』とあります。
まぁ確かにいろいろ見えちゃダメなモノが見えてますよな。
反日左翼の陰謀とか、ディープステートとか、いろいろとね…。

京大出身なのに、Jアノン・ジャニアノン・暇アノンと、あらゆる陰謀論に引っかかり続ける迂闊な竹内久美子。
京大の助教授なのに、御船千鶴子・長尾郁子・三田光一と、あらゆる自称超能力者に引っかかり続けた粗忽な福来友吉。

竹内久美子が福来友吉を擁護しちゃうのも何となく理解できますね。
「ガバガバはガバガバにひかれ合う」のかもしれません。






【※註】

この『FBIに超能力捜査官はいない! 「ズバリ的中」のカラクリを暴く』に登場するのはと学会 & ASIOSの皆神龍太郎ですが、この問題については同じく元と学会会長 & ASIOSの故・山本弘が熱心に暴いていました。

↓この本がお薦め。


【楽工社】
『超能力番組を10倍楽しむ本』

https://www.rakkousha.co.jp/books/isbn08-9-chounouryokubanngumiwo.html


↓ココでご本人が言及してます。

【山本弘の新SF秘密基地BLOG】
『新ミステリーの嘘99』
https://hirorin0015.hatenablog.com/entry/2009/11/29/135638