2024年10月09日
さて私もご多分に漏れず、ネット中毒な訳ですが…
ネットってわざわざ見にいかなくても普通に使うだけでネトウヨさんの珍説を浴び続けることになりますよね。
おかげで私の様に強火のリベラルであってもいつの間にか心にイマジナリーなプチネトウヨさんが巣喰い、特定のキーワードを目にする度に「在日ガー!」「マスゴミガー!」と怪気炎を上げる様に…
マインドエミュレータ「ネトウヨエンジン」実装。
私ですらこんなありさまなので、いつの間にかネット界の雰囲気に流されてネトウヨ化しちゃう人が続出するのもむべなるかな、って感じ。
例えば『さよなら絶望先生』などの名作を生み出した漫画家、久米田康治。
あれだけ冷静な視点で鋭い人間観察と豊富なネットネタを繰り出してるんだから、ネトウヨさんのこともさぞ斜め上から笑いのめすと思いきや…自分が染まっておられる〜!?
まぁネット滞在時間がめちゃ長そうだし、知らず知らず呑まれてミイラ取りがミイラになったんかな〜…。
で、前回に続き『虎に翼』。
主人公の友人に、日本統治下の朝鮮半島から来た崔香淑という女性がいるのですが…
兄が「労働争議に加担したのでは」と特高警察に追われ、本人も睨まれる羽目に。
結局、日本には居づらくなって帰国。
しかし母国で日本人の汐見と恋仲になり、汐見の引き揚げに同行して再び来日&結婚。
差別や偏見を避けるため、「汐見香子」として生きていくことになるのですが…。
コレにネトウヨエンジンが反応。
「通名ガー!」
「背乗りガー!」
というネトウヨさんの声が聞こえる〜!
そこでX内を探すと…案の定、いるやん。

↑ちなみにこの人のプロフィールは↓こんな。

…うわぁ(前回に引き続き2回目)。
↓あとこの人がこの手のポストをまとめてくれてます。






…しかしネトウヨさんを批判するのに『ウヨブタ』とか言う必要はないのでは。
そんなん使わんでも批判ポイントは売るほどあるし。
さて、ドラマ中で「崔香淑」が「汐見香子」に名前を変えたのは差別を避けるために通名を使用している、ということに過ぎないと思いますが…
やっぱり「背乗りガー!」言うてる人が。
いやいやいや…
そんな描写ないし。
夫の汐見は家庭裁判所の設立準備室所属…
司法に携わる人やで?
妻が背乗りしたら黙ってる訳ないやん。
ドラマ中では「判事が闇市で買ったものを食べる訳にはいかない」として餓死しちゃうキャラもいるほど司法界は潔癖なのに(しかもこれは実際にあった事件がモデル)。
結局、ネトウヨさんって普段から
◉こいつ気に喰わない→「どうせ在日だろ?」
◉本名じゃない→「ということは通名か?」
◉出自を隠してる→「もしや背乗りでは?」
と、脊髄反射的に結びつけてるんよね、鵜の目鷹の目で。
そして「背乗り」とか「内政干渉」とか「外患誘致」とか覚えたての言葉を言ってみたくて仕方ないので、明らかに当て嵌まる筈のないものまで「背乗りガー!」。
5歳児にハンマーを持たせると、世界の全てが釘に見えるのと同じですね。
お前、「背乗り」言うてみたいだけちゃうんかと(なつい)。
ちなみにポスト主のプロフィールは↓こう。

やはり日の丸は欠かせない模様。
で、その判事の餓死事件をめぐって汐見の上司・多岐川が
『法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない』
と言うシーンがあるのですが…
はい、私の心の中のプチネトウヨさんが『憲法守って命は守らず!』と熱くシャウト。
勿論、それを実際にポストしちゃう人がいます。
私のネトウヨエンジン、再現度が高いなぁ…。


↑この人のプロフィールは↓こう。

↑えっ、何やコレ。
全然できてへんやん…
苦手なことリストかと思ったよ?
そして『虎に翼』に関東大震災時の朝鮮人虐殺に言及するエピソードが。
↓ココでも取り上げられています。
【ハンJ速報】
『NHK朝ドラ「虎に翼」関東大震災・朝鮮人虐殺に真正面から触れる』
https://nanyade.livedoor.blog/archives/41668955.html
で、↓こんなポストがあったのですが…





↑これに反応してこんな引用リポスト↓が。

↓ネタ画像化されてました。


しかし噛みついたのは右翼だけではありません。
『虎に翼』には性転換を扱ったエピソードもあり、それについて脚本を担当した吉田恵里香がこうポスト。



これに対し、例えばゲイを公表しているライターの松岡宗嗣は↓こう好意的に発言。



…が、一方で一部のフェミニストっぽい人たちからは批判も。






…え〜…
「女性は差別されてる、けどLGBTも差別されてる」
ではダメなんですかね…?
女性とLGBTは「どっちがより差別されてるか」競争してる訳じゃないんだし。
『虎に翼』は全編、女性差別を描いてます。
なのに女性以外のマイノリティーの苦しみにちょこっと触れるのもダメなんですかね〜…?
ちなみにアイザック・アシモフは街で女性に
「女性の権利獲得運動に支援を!」
と話しかけられ、
「貴女は黒人の権利獲得に向けて何かしていますか?」
と尋ねたところ、その女性は
「そんな暇はありません。私たちは自分の頭の上の蝿を追い払うので精一杯なんです」
と答えた…的なエピソードを披露しています。
ちなみにこの人たちのプロフィールは↓こんな。




まぁフェミニズムは一枚岩ではないどころか一人一派らしいですが、私が90年代に見学に行った団体はフェミニストもLGBTも、果ては性的弱者としてオタクまでがマイノリティーとして一緒に活動していたものですが…
なんか最近のフェミニストはLGBTやオタクとの分断が進み、無駄に敵対してて何だか勿体ない。
問題はそう簡単ではないのでしょうが、「複雑なものを複雑なまま受け入れる」「困難な道でも理想を捨てずに進む」のがフェミニズムを含めたリベラルの美点だった筈では…。
ところで『虎に翼』ではお腹の前で手を組んで頭を下げるお辞儀が何度も登場してるのですが、ネトウヨさんたちは「コンスだー!」って怒らないの?
(※画像はXより引用)
この記事へのコメント
なんか最近のフェミニストはLGBTやオタクとの分断が進み、無駄に敵対してて何だか勿体ない。
ネットでの活動を中心にしている人達特有のものだと思いますよ。
少なくとも女性の権利向上運動の中では今でもLGBT、男性労働者とも肩を組んでやっていますし、そうしないと進まないので。一方でネットでは個人の発言であっても僅かでも綻びがあれば、それが寛容からくるものであっても鬼の首を取ったように差別主義者から叩かれますので。
あとは、この人のプロフィールにもありますが、性犯罪から女性を守る活動を中心にされてる方々は、そもそも普段の活動でも男性側の接近に警戒しないとならない立場であったりするので、明言はしませんが不満や苦労もあるかと思います。とりわけ口先だけ何か良いこと言ってる風の男性なんていうものは真っ先に警戒対象ですから、ネットなんかでは触らないようにした方がお互いのためだったり。
当たり前ではありますが、多くの人にとっては、思想が習慣を作るのではなく、日常の活動が習慣付けされて思想は後付けや補強で充分ということですね。
ネット中毒なのにラジカルフェミニストと言う存在をご存じないのでしょうか
「〇〇への差別については何も言わないの?」って聞くのは
単なる論点ずらし以外の何者でも無いと思うんだけどな。
アシモフほどの知識人でもそーゆーロジックに陥っちゃうんだね。
その中には、仕事がそこそこうまくいってる人もいれば、いっていない人もいる。ロスジェネなので家庭を持つ人は少ない。また、一部、ヘイト的な言説に乗っている人もいる。
もしかしたら、このような、ある種の剥奪感を抱える層がどうやって軟着陸するかが、孤独死やヘイト問題を考える上で、非常に重要なのかもしれない一一。
https://maga9.jp/241009-2/
選挙も近いのか、性行為を伴うAVの作成禁止ってのが流れてくるのなんでだろう??
アイザック・アシモフの権利獲得運動に~の話、本当に実話なんだろうかと wikipediaを読んでみましたらセクシュアルハラスメントが!!










