2023年04月
2023年04月27日
唐沢俊一をご存じでしょうか。
『トリビアの泉』のスーパーバイザーとしてまぁまぁ有名な、チューリップ帽に黒縁メガネがトレードマークのおじさんです。

(画像は https://www.koushihaken.com/member/1209/ より引用)
雑学や古本・猟奇殺人など様々な領域で著作があり、元「と学会」運営委員としても知られています。
あと岡田斗司夫・眠田直と「オタクアミーゴス」というユニット組んでたな…オタキングとはまた怪しいあたりと。
さらにこの人、漫画家の唐沢なをきの実兄で、「唐沢商会」名義で共著も多数。
妻も漫画家のソルボンヌK子で、やはり共著が多数(後に離婚)。
と、多くの著作を出してるのですが…
中には↓こんな本も。
◉『反日マンガの世界 イデオロギーまみれの怪しい漫画にご用心!』
2007年
高澤秀次・宮島理・中宮崇との共著。
出版はネトウヨ本の雄・晋遊舎。

◉『日中韓 お笑い不一致』
2012年
協力:呉善花・石平
出版はトンデモ本の量産で知られる徳間書店。
…と学会って懐疑主義団体っぽく見えるけど実際はゆるゆるなので、元つくる会の原田実 & 故・志水一夫とかウヨちゃんも多く、唐沢俊一もその一人なのですね。
まぁ志水一夫に至ってはそもそもオカルティストだったし。
唐沢俊一はガンダム論争事件や元弟子の伊藤剛との裁判沙汰など昔からあちこちでトラブルを起こしてるのですが…特に大きな話題になったのがパクり問題。
百田尚樹『日本国紀』の出版元・幻冬社から2007年に唐沢俊一が『新・UFO入門 日本人は、なぜUFOを見なくなったのか』という本を出したのですが、その一部があるサイトからのほぼまるっと引用であることがバレ、本人も認めざるをえなくなったのです。
…が、あくまでも引用ミスであってパクりではない、と強弁。
一気に信頼を失います。
さらに雑学のオーソリティーの筈なのに、不正確な記述やパクりが他の著作でも次々と見つかり、それからはあれほど出ていた著作も激減。
演劇(そういう活動もやってる)のための資金にも困り、カンパを募ったり。
そんな窮状の中、四海書房という出版社から原稿依頼が。
しかも原稿料を前借りまでさせてくれるという破格の待遇。
ところが唐沢俊一、原稿をちっとも書かないどころか、編集者からの連絡もぶっちぎり。
しかもその割にTwitterは平常運転のため、編集者がTwitterで連絡を呼びかけるという異例の事態に。
唐沢俊一はメンタルの不調を訴えたり、貧血で入院してたりもしますが、その割にTwitterでは元気に左翼を叩いており、その暇はあるのに編集者には連絡していない様子。


編集者ババギレ。
一方、ご本人は…
演劇(そういう活動もやってる)のための資金にも困り、カンパを募ったり。
そんな窮状の中、四海書房という出版社から原稿依頼が。
しかも原稿料を前借りまでさせてくれるという破格の待遇。
ところが唐沢俊一、原稿をちっとも書かないどころか、編集者からの連絡もぶっちぎり。
しかもその割にTwitterは平常運転のため、編集者がTwitterで連絡を呼びかけるという異例の事態に。
唐沢俊一はメンタルの不調を訴えたり、貧血で入院してたりもしますが、その割にTwitterでは元気に左翼を叩いており、その暇はあるのに編集者には連絡していない様子。


編集者ババギレ。
一方、ご本人は…
(01:57)
2023年04月04日
安倍元首相狙撃事件を陰謀論的に捉え、「ビルの上にスナイパー小屋が」「銃弾の軌道に疑問が」とか言ってたネトウヨさんたち…
今度は現場に居合わせた女子高生に疑いの目を向け、「日本人じゃない」とか言い出してます。
【なんJ政治ネタまとめ】
『愛国博士ら、安倍元首相銃撃事件の現場に居合わせた女子高生を怪しみだす 「総合して日本人じゃない!」』
http://j-seiji.blog.jp/archives/19591171.html
…NHK『ダークサイド・ミステリー』に「ケネディ暗殺陰謀論の正体に迫る」という回がありまして(2020年4月23日放送)。
番組によれば、『陰謀論』という言葉はケネディ大統領暗殺事件から使われ出したそうですが、この最初の『陰謀論』信者もそっくりなコト言ってたり。
1975年に狙撃シーンをたまたま写した8mmフィルム「ザプルーダー・フィルム」が公開されたのですが…
陰謀論者の皆さんは
「現場近くに晴れてるのに傘さしてる男性がいる…怪しい~! 狙撃の目印役では?」
「ココにはカメラ構えてる女性が映ってる…しかしそのフィルムは公開されてない。組織の記録係では?」
「ていうかココにもう1人のスナイパーが腹這いになってるのが写ってるやん!」
と言いたい放題。
…傘がそんなに不自然なら、なんでもっと目立たない別の目印を使わないのか?
記録係って必要? しかもかぶりつきの場所にいないとダメですか?
市井の一般人の写真なんて必ず公開されるわけでもないし、そもそも咄嗟のことでまともに写ってなかっただけでは…?
あと『もう1人のスナイパー』とやらはかなり頑張ってもそういう風には見えません。心霊写真より酷い。
暗殺についても、陰謀論者は
「ケネディ大統領を貫通した弾丸がコネリー知事にも当たった筈なのに、知事が苦しんでる様子はない」
「1発の弾丸が2人合わせて7カ所に当たったってどういうこと? 『魔法の弾丸』かよ」
「命中した瞬間、ケネディは後ろにのけぞってる…つまり前方にもスナイパーがいたということ」
などと唱えていますが…
【なんJ政治ネタまとめ】
『愛国博士ら、安倍元首相銃撃事件の現場に居合わせた女子高生を怪しみだす 「総合して日本人じゃない!」』
http://j-seiji.blog.jp/archives/19591171.html
…NHK『ダークサイド・ミステリー』に「ケネディ暗殺陰謀論の正体に迫る」という回がありまして(2020年4月23日放送)。
番組によれば、『陰謀論』という言葉はケネディ大統領暗殺事件から使われ出したそうですが、この最初の『陰謀論』信者もそっくりなコト言ってたり。
1975年に狙撃シーンをたまたま写した8mmフィルム「ザプルーダー・フィルム」が公開されたのですが…
陰謀論者の皆さんは
「現場近くに晴れてるのに傘さしてる男性がいる…怪しい~! 狙撃の目印役では?」
「ココにはカメラ構えてる女性が映ってる…しかしそのフィルムは公開されてない。組織の記録係では?」
「ていうかココにもう1人のスナイパーが腹這いになってるのが写ってるやん!」
と言いたい放題。
…傘がそんなに不自然なら、なんでもっと目立たない別の目印を使わないのか?
記録係って必要? しかもかぶりつきの場所にいないとダメですか?
市井の一般人の写真なんて必ず公開されるわけでもないし、そもそも咄嗟のことでまともに写ってなかっただけでは…?
あと『もう1人のスナイパー』とやらはかなり頑張ってもそういう風には見えません。心霊写真より酷い。
暗殺についても、陰謀論者は
「ケネディ大統領を貫通した弾丸がコネリー知事にも当たった筈なのに、知事が苦しんでる様子はない」
「1発の弾丸が2人合わせて7カ所に当たったってどういうこと? 『魔法の弾丸』かよ」
「命中した瞬間、ケネディは後ろにのけぞってる…つまり前方にもスナイパーがいたということ」
などと唱えていますが…
「国のトップにまでのぼり詰めた要人が銃撃により殺された時に、『銃弾の軌道がおかしい』『容疑者とは別のスナイパーがいた』『近くにいた女性も怪しい』と騒ぎ立てる陰謀論者」
という構図、半世紀前の事件と何も変わってないやん…
陰謀論に対して懐疑的な立場の人は
「いや、よく見たら知事の襟が急に裏返ってるやん…弾丸が背後から胸に貫通したしやろ。知事にも当たってる」
「知事の椅子は意外と低かった、という証拠写真がある。それなら銃弾の軌道の辻褄は合う」
「血煙の方向から考えて、狙撃はやはり背後から」
と反撃。
どう見ても懐疑主義者の方が正しい…
と思いきや、番組は「同じ証拠でも立場によって解釈が異なるのだ」という、両論併記な扱い。
『ダークサイド・ミステリー』はもともとオカルトを懐疑主義的に解明する『幻解! 超常ファイル ダークサイド・ミステリー』という番組から派生したスピンオフなのに!
…と軽く絶望。
まぁ『ダークサイド・ミステリー』の方は「ジェヴォーダンの獣」とか、今さら真相を特定できる筈もない歴史上の奇談も扱ってるしなぁ…
あと、願望に沿って何とでも言える混沌とした状況を強調した結果なのかも。
実際、番組でも
「ケネディが暗殺されたというあまりにも重い現実を前に、『その犯人がショボい奴であってはならぬ』という気持ちが働いた結果、人々は『巨大な組織による陰謀』と考えたくなったのでは」
的な解説がありました。
これまた安倍元首相の方にも当て嵌まりますね。
(00:07)