2023年08月15日
普段あまり小説は読まない私ですが、陰謀論や疑似科学をネタにした小説を2冊見つけたので読んでみましたー。
いつもはネタバレ全開ですが、小説のネタバレはあまりよろしくないので今回はぼんやりめにとどめておきますね。
◉『君の地球が平らになりますように』
斜線堂有紀 集英社 2022年
短編集。
表題作と、所収の続編
『平らな地球でキスはできない』
が陰謀論テーマ。
ストーリーとしては
「素敵男子が陰謀論者になっちゃって人気急落〜。
地味な喪女の私でも、今ならワンチャン付き合えるかも!」
といった感じ。
2篇ともタイトル上手いなぁ…
しかし素敵男子は地球平面説にハマってる訳ではなく、地球平面説は陰謀論のバカバカしさの喩えです。
むしろ素敵男子が信奉してる陰謀論は自然派はじまりのよくあるやつ。
トンデモレベルとしてはごく低いものです。
…が、むしろそこがリアル。
最近の陰謀論のトガりまくったやつはもうギャグだか何だかわかんないので、そういうのをネタにすると逆にリアリティーがなくなってしまいますからね…。
そしてラスト、やっぱトンデモと現実の齟齬が大問題になるのはあの分野よね〜…
◉『コンタミ 科学汚染』
伊予原新 講談社 2018年
こっちは様々な疑似科学系トンデモ物件が山盛り出てくるので、ウォッチャーにはたまらないです。激お薦め。
特に中心になるのは、作品内ではちょっと名前を変えてありますが明らかに『EM(有用微生物群)』のことですよね。
この作品はミステリなので謎解き要素があるのですが…
火サスとかだとクライマックスになるとよく断崖の上で「犯人の演説」&「探偵の反論」があるじゃないですか。
「あんな奴、殺されて当然だ!」
「それは違う!」
みたいなやつ。
あの部分が非常にカッコいい!
丸ごと引用したいくらいですが、ネタバレになるので今回は自制しときまーす。
そしてラストが何ともグッときちゃう。
やっぱね、トンデモと懐疑主義の関係にはこの要素が入り込んできちゃうんだよね〜…
この辺の心情は以下のエントリで扱ってるので是非。
『美しいモノガタリ──ドラマ『トリック』とフーディーニ』
http://wsogmm.livedoor.blog/archives/16462633.html
『平らな地球でキスはできない』
が陰謀論テーマ。
ストーリーとしては
「素敵男子が陰謀論者になっちゃって人気急落〜。
地味な喪女の私でも、今ならワンチャン付き合えるかも!」
といった感じ。
2篇ともタイトル上手いなぁ…
しかし素敵男子は地球平面説にハマってる訳ではなく、地球平面説は陰謀論のバカバカしさの喩えです。
むしろ素敵男子が信奉してる陰謀論は自然派はじまりのよくあるやつ。
トンデモレベルとしてはごく低いものです。
…が、むしろそこがリアル。
最近の陰謀論のトガりまくったやつはもうギャグだか何だかわかんないので、そういうのをネタにすると逆にリアリティーがなくなってしまいますからね…。
そしてラスト、やっぱトンデモと現実の齟齬が大問題になるのはあの分野よね〜…
◉『コンタミ 科学汚染』
伊予原新 講談社 2018年
こっちは様々な疑似科学系トンデモ物件が山盛り出てくるので、ウォッチャーにはたまらないです。激お薦め。
特に中心になるのは、作品内ではちょっと名前を変えてありますが明らかに『EM(有用微生物群)』のことですよね。
この作品はミステリなので謎解き要素があるのですが…
火サスとかだとクライマックスになるとよく断崖の上で「犯人の演説」&「探偵の反論」があるじゃないですか。
「あんな奴、殺されて当然だ!」
「それは違う!」
みたいなやつ。
あの部分が非常にカッコいい!
丸ごと引用したいくらいですが、ネタバレになるので今回は自制しときまーす。
そしてラストが何ともグッときちゃう。
やっぱね、トンデモと懐疑主義の関係にはこの要素が入り込んできちゃうんだよね〜…
この辺の心情は以下のエントリで扱ってるので是非。
『美しいモノガタリ──ドラマ『トリック』とフーディーニ』
http://wsogmm.livedoor.blog/archives/16462633.html
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