2026年05月24日
今回は「神社本庁」が出てくるので、先にちょっぴり解説。
神社本庁とは、およそ8万社ある神社のうち、7万8千社以上を束ねる巨大組織です。
組織率がエグい。
「神社本庁」というと何やらオフィシャルっぽい名前ですが、国の省庁とは何の関係もなく。
普通に宗教法人。
オウム真理教が内部組織に「法皇内庁」とか「防衛庁」とか勝手に省庁名を付けてたけど、まぁそれみたいなモンよね。
神社本庁は日本最大の保守系団体である日本会議とも関係が深く。
まぁ詳しくはWikipediaを参照。
↓ウヨウヨしい政治的主張から各種スキャンダルまで完備。
【Wikipedia】
『神社本庁』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E6%9C%AC%E5%BA%81
ついでに↓こちらも。
【Wikipedia】
『富岡八幡宮殺人事件』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%B2%A1%E5%85%AB%E5%B9%A1%E5%AE%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
↑日本会議とか、これまた日本会議と関係の深いモラロジーとかがちょっぴり登場してて興味深い。
さてここからが本題。
Xの「本日のニュース」で↓こんなん発見。
『秋篠宮ご夫妻、神社本庁80周年記念式典に出席で政教分離議論』
(見出しと内容は随時更新されて変化します)
https://x.com/i/trending/2057051634547433835
↓5/22の17:15閲覧。ポストは表示順。


















↑竹内久美子ー!
なんで極まり右翼のこの人が、天皇をdisる一方で異常なまでに秋篠宮家に肩入れし、「秋篠宮信者」略して「アキシンジャー」「アキシン」の代表格にまでなってるのか…
皇室に興味が薄く、全く詳しくもない私には図りかねるところがありましたが、これでちょろりと理解できた気が。
この件に関しては↓以下のエントリを参照。
『竹内久美子さん、トンデモな秋篠宮信者「アキシンジャー」として界隈で有名に』
https://wsogmm.livedoor.blog/archives/24237018.html
あと竹内久美子の↑ひとつ上のやつですが、ポスト主のプロフィールは↓こんな。

↑『核武装が必須』!
さすが保守党も参政党も支持しちゃうだけのことはあるで!
いろいろ無節操。
そして左派が「え、政教分離は!?」ってなる中…
ここまで右派から「コレコレの理由によりセーフです」といった反論はおろか、「いんだよ細けぇことは」といった言及すら見当たらず。
右翼も擁護を諦めムード。
左派はこれまで、皇室が存外リベラルなので、
「ご本人がこう言ってるんだから、右派はソレ尊重しなきゃだよな?」
みたいな形で利用してきました。
しかしそのやり方は結果的に皇室の権威を追認することにもなり。
いまやリベラルの多くは
「いや、私も皇室は敬愛してますよ。だからこそ、皇室の言葉を尊重しましょうよ」
みたいになってますよな。
マイルド化。
私は皇室に特に敬意は持ってないので、
「個人的には皇室なんてどうでもいいですよ。
でも君ら右翼が皇室を尊重しなくてどうすんの?」
という立場です。
「尊重しそうで尊重しない、少しだけ尊重する皇室」。
桃屋のラー油か?
そもそも皇室がリベラルなのって、皇室自体の意思なんですかね?
今のところ宮内庁だかなんだかの教育や対応が行き届いてるってだけなのでは。
そんな政府内部のもん、風向き次第でいつでも変わるし、そうなったらもはや皇室からの自浄作用なんてアテにできひんやろ。
実際、先日の昭和100年記念式典では天皇談話が政府の意向でオミットされちゃったし。
ついでに言えば、「昭和100年」って昭和天皇がヒトの生き肝喰っていつまでも生き続ける世界線みたいで素敵(※『帝都物語』ネタ)。
そこに来て今回のコレ。
やはり皇室はそない信用できたもんちゃうよな、という意を強くしてみた強火の私。
この辺については↓以下のエントリを参照。
『天皇階下(原文ママ)の偉大さが分かりません』
https://wsogmm.livedoor.blog/archives/15496306.html
(※画像はXの各当該アカウントと「本日のニュース」より引用)
(14:05)
2026年05月23日
え〜まず今回の話、スティーヴン・コルベアというコメディアンについて知っておく必要があります。
コルベアについては2015年にmixi日記で書いたので、最低限の手直しだけして↓以下に掲載しときまーす。
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コルベアのサタイア
2015年10月07日14:34
スティーヴン・コルベアという男がいる。
『コルベア・レポート』という保守系時事番組のキャスターを務めるゴリゴリの右翼…というギミックのコメディアンだ。
こういうガチだかネタだかわからない芸風を「サタイア」と呼ぶらしい。
当日記では何度も『ポーの法則』、つまり「トンデモさんは激しくなってくるとパロディーと区別がつかない」という現象について言及してきたが、それを意図的にやるということだろうか。
彼は2006年のホワイトハウス記者クラブ晩餐会でブッシュ大統領の前でムチャクチャな褒め殺しスピーチをやって有名になった。
例えばこんな風に。
・「ブッシュ大統領は決して信念を曲げません。情勢がいくら変化しようとも!」 ←イラク戦争の失敗を認めなかった
・「ブッシュ政権はタイタニックのように沈んでいると言われますが、違います。床が傾いているのは上昇しているからです。飛行船ヒンデンブルグの様に!」 ←ヒンデンブルグは上昇して爆発した
・「私は、国民をできるだけコントロールしない政府こそがいい政府だと考えます。その意味でアメリカはイラクに素晴らしい政府を作りました」 ←イラクは無政府状態
そもそもなんでこの人が晩餐会に呼ばれたのか…
ネタをネタと見抜けない人が呼んじゃったとか、もともとこの晩餐会はコメディアンがめちゃめちゃ言うのが伝統だとか(そういや西洋には「道化師だけは王の悪口を言っても良い」という伝統がありましたな)とか、諸説あり【註】。
とりあえずコルベアが周囲に気を遣って舌鋒を鈍らせることもなく、平常運転のままネタをやったのは確かな様だ。
まぁ晩餐会でのスピーチについては↓ここらあたりを読んでいただくとして。
【映画評論家町山智浩アメリカ日記】
『ホワイトハウス晩餐会でS・コルベアがブッシュをホメ殺し!』
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060429
『これが「コルベア・レポート」のブッシュほめ殺し』
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20060516
↑この2つにはスピーチの翻訳が載っててお薦め。
【日記のようなもの】
『スティーブン・コルベアと大統領の晩餐』
http://navy.ap.teacup.com/kumiko-meru/592.html
(現在はリンク切れ)
『スティーブン・コルベアと大統領の晩餐…その後』
http://navy.ap.teacup.com/kumiko-meru/593.html
(現在はリンク切れ)
…で、そのコルベアがまたしてもやってくれたらしい。
経緯をまとめると↓こんな感じ。
世間
「アメフトチームの『ワシントン・レッド・スキンズ』って名前、アメリカ先住民に対して差別的じゃね?」
↓
チームのオーナー
「名前は変えない。そのかわり、先住民のための慈善団体作るわ!」
↓
『ワシントン・レッド・スキンズ・アメリカ先住民基金』爆誕
↓
世間
「それ名前が差別的じゃね?」
↓
コルベア
「私も差別に敏感なオリエンタルのためにチンチョン・ディンドンなんとか基金を始めます」
※「チンチョン・ディンドン」は中国語の語感を真似した、アジア系をからかう言葉。「オリエンタル」も差別語。
もちろんこれは「差別に反対する団体が差別的な呼称ってどうよ?」という嫌味なんですが…。
↓
スーイ・パーク(アジア系差別と闘う女性)がなぜか「それって差別やん」と激怒→番組打ち切りを求めて抗議運動
↓
ミッシェル・マルキン(右派の政治コメンテーター)
「そうよそうよ、アジアの同胞にとってコルベアは敵よ!」
※マルキンは何度もコルベアにネタにされてきた、という経緯あり
↓
コルベア大ピンチ!
キレても反感買うだけ、謝罪したらキャラを壊す…
どう切り返す?
↓
コルベア
「じゃあチンチョン・ディンドン基金を閉鎖します」
(はじめから存在しないのに)
「あと担当者はクビです。アジア系だけど」
(抗議のせいでアジア系が職を失ったやん、というギャグ)
コルベア
「マルキンさん、アジア系差別についてはあなたの名著『日系人強制収容を擁護する』で学びました」
※マルキンは戦時中に日系人が敵性市民として迫害されたのを擁護して「アジア系同胞の敵」と叩かれた
コルベア
「私もアイルランド系として、ジョナサン・スウィフトは許せない!」
※『ガリバー旅行記』で知られるスウィフトは『穏健なる提案』で「貧乏なアイルランド人はパンがないなら赤子を食べればいいのに」と言い放った。
もちろんイギリス政府への嫌味で。
…「話の通じない人」には鏡に映った彼ら自身の姿を見せるのが有効ですな。
自分の本体は晒さず、スタンドを出して戦う的な。
あとマイケル・ムーアとかもそうだけど、笑いの力は偉大だなぁ…。
※この日記は2015年5月頃にほぼ完成させてそのまま忘れていたものを5ヶ月ぶりにサルベージ。
私の日記はもともと大抵は誰かの受け売りだが、特に今回のは当時新刊だった町山智浩『マリファナも銃もバカもOKの国』の中にあった話をほぼ要約しただけなのであしからず。
【註:コルベアが晩餐会に呼ばれた経緯】
町山智浩の説明も当初は前者に基づくものだったが、その後のラジオ番組での発言では後者にシフトしている。
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↑町山智浩の本があまりに面白かったので感動のあまりそのまんま書いた模様。
ちなみにジョジョ第4部の『イタリア料理を食べに行こう』の回も、特にオチがないトコまで含めてまるっと筒井康隆の小説『薬菜飯店』そのまんま。
荒木飛呂彦、読んでよっぽど感動したんやろなぁ…。
あと筒井康隆は『幽☆遊☆白書』にも『残像に口紅を』をそのまんま使われてたり。冨樫〜!【※註】
…という訳で、コルベアがどういう人なのかはお分かりいただけたかと。
で、ここからが本題。
Xの「本日のニュース」で↓こんなん発見。
『コルベアのレイトショー最終回、トランプ嘲笑投稿で波紋』
(タイトルと内容は随時更新され、変化します)
https://x.com/i/trending/2057757463462752578
↓5/23の16:54閲覧。ポストは表示順。


↑トップがトランプ本人。
コレの動画付きは↓コチラで。
https://x.com/realdonaldtrump/status/2057968277062582378
動画の中身は…コルベアの番組にトランプが現れ、


コルベアを掴んで、

ゴミ箱へ。

ノリノリで踊りたくる…というもの。



↑2番目がホワイトハウス。








↑コレの引用元が↓コレ。











↑コレの引用元が↓コレ。


↑橋本琴絵ー!








↑「本日のニュース」の見出しに『トランプ嘲笑投稿で波紋』ってあるから、コルベアがトランプを嘲笑したのかと思うじゃないですか?
逆です。
え、「相手を嘲笑するのはコルベアがいつもやってることやんけ」?
いや、権力を使って相手を排除し、表現の自由を踏みにじった挙句のコレやで?
圧倒的な権力を持ち、しかもそれを私利私欲のために行使することになんのためらいもないという、その時点でだいぶ困ったちゃんなのに…
批判されるといつまでも根に持って、子供じみた復讐までしないと気が済まない、とか真正のアレやん。
オバマを異常に憎んでるのも、↓晩餐会での屈辱を根に持ってのこと、と言われてるし。



(※↑上の画像3点はGoogleより引用)
そらデマ攻撃なんかしたら、皮肉くらい言われるやろ…。
そして橋本琴絵がトランプ好きなのもスゲー納得。
ぶっ飛んだ陰謀論とミラクルな言い訳が大好きな、真性のアレ同士だもんね。
【※註:冨樫】
冨樫義博のことを「冨樫」と呼んでしまいましたが、「冨樫」はふたなりエルフ成年漫画とか描いてる、冨樫義博の実弟のペンネームなのでややこしい。
昔、2ちゃんねるで
「富樫(義博)が描いたエロ漫画見つけた!
嘘じゃないって!
絵とか同じなんだって!」
みたいなコト言って騒いでる人を見たことが。
そんなに絵、似てるか…?
(※画像は特記がなければXの各当該アカウントと「本日のニュース」より引用)
(22:13)
2026年05月22日
Xで↓こんなん発見。






↑は?
昔から左翼ってインテリがなるもんやで?
右翼かてよく「学界は左翼に牛耳られてる!」とか泣きごと言うてるやん。
コレは日本に限った話ではなく。
例えば以下のエントリを参照。
『アメリカ版ネトウヨさん、日本のネトウヨさんとそっくりな主張をしてしまう』
https://wsogmm.livedoor.blog/archives/15454473.html
そもそも政治や外交の専門家で一般人にも名前が知られてる様な人物って、メディアに取り上げられやすい、キャラの立った人らになりがちで、学術的功績は割とそっちのけじゃないですかね。
なぜか「国際政治学者」扱いされてた三浦瑠麗とか。
この人はウヨサヨで言うとどっちですっけ?
あと数の話をするなら、聖帝の「集団的自衛権の行使容認」について、「憲法違反の疑いはない」としたのは憲法学者151人中、たった3人だった件とかあったよね〜。
コレは朝日のアンケート結果だけど、他社の調査でも圧倒的に少数派だったし。
で、↑この元ポストを引用したのが↓コレ。








↑この後、「なんとかマイルド」って誰だよ、という話が続くのですが、ガチなのかネタなのか不明なので割愛。
まぁ知名度は低いけど…タンバリン芸人のゴンゾーよりは有名やろ。
前回も書きましたが、芸人としては三浦マイルド割と好きなだけに惜しまれる〜。
(※画像はXの各当該アカウントより引用)
(09:39)








