2025年11月17日
Xで↓こんな騒ぎが。

↑コレ読むと何やら柞刈湯葉という人が切り取りを行ったみたいに読めますが、ソレやったのは別の人。
柞刈湯葉は「この切り取りの元になったのは俺のポストだわ、不用意なコトしてごめん」的に謝ってはるだけです。
では何があったかというと…
藤子・F・不二雄『ドラえもん のび太と雲の王国』において↓こういう展開があるのですが…
①

↓
②

(※↑上の画像2枚は同書より引用)
↑コレの①だけ出して抑止論を擁護する人が出てきて大炎上。
具体的には、まず↓こういうポストがありまして…

ソレを引用リポストした↓こちらが大問題に。


↓こうツッコまれます。


↑この人はパパである高須克弥に似ずに育って良かった〜。
そして例の柞刈湯葉が出てきて↓謎に反省。






↑コレ見ると同様のポスト(当時は「ツイート」)は2014年にまで遡る模様。
そして炎上した張本人は↓こう弁解。




しかしどう言い繕ったところで、『藤子・F・不二雄先生が好きならこういうコマから学んでほしい』と言った割に、藤子・Fのメッセージ性から逸脱してることには変わりなく。
そして炎上主のプロフィールが↓こちら。

最近のポストを見ると…
暇空茜の右腕・なるや、ゆたぼんをリポストしてはる〜!
こりゃ香ばしい。

…もし左派がホントに『絶対改憲できないように改憲』しようとしたら、今度は
「改憲しないことを目的に改憲を求めるとは、何たる矛盾!」
って言い出さないですかこの人ら。
そして元ポストへのリプライが↓こちら(表示順)。




↓添付画像①

↓添付画像②

↓添付画像③

↓添付画像④



↑コレの引用元が↓コレ。

↓添付画像①

↓添付画像②


↓添付画像①

↓添付画像②

元の流れに戻りまして。

↓添付画像①

↓添付画像②





ついでに↓こちらもリプライ付きで〜(表示順)。







↑この最後のやつですが…
軍事力をチラつかせると結局はそれが火種になって軍事的緊張が高まる訳で、抑止論は良いことばかりじゃないって話じゃないですかね。
まさに雲の王国が描いた通り。
あと↓こんなん発見。


ほえ〜そうなんや…
あと炎上主の↓引用リポストシリーズ。




























↑この様に「藤子Fは抑止論を否定はしていない」系の主張も結構あるのですが、その多くは「抑止論の弱点」にも触れており、また「今回の切り抜きはおかしいやろ」という点にはおおむね合意してる模様。
まぁ↓こういう人もいるけど。


↑ツッコまれてはる〜!
あと「撃つつもりはなかったけど撃っちゃった」という偶発的な状況は抑止論の深刻なリスクやろ。
ゲーム理論でもそういったノイズの存在を勘案してたりするし。



↑この手の「ぼくちんが詳細に考察した結果、皆さんとは逆の結論が出ました」系の話は景気が良くて好きなんだけど…他の誰もそう解釈してはいない訳で。
子供向け作品なんやし、そら読むのは『ニワカ』ばかりやろ…
それだけに作者のメッセージは明快な筈で、藤子Fはそういうややこしいコトが言いたかった訳ではないよね。


↑コレは意外に当たってる気が。
藤子Fとか星新一の作品ってシニカルな部分に惹きつけられた右寄りの人たちが必死に左翼批判に結びつけがちなんだけど、別に作者にそういう意図はないやろ。
2人とも「常識を疑う」トコが真骨頂で、世間の常識的モラルがリベラル寄りってだけでは。
で、抑止論。
ドラは『ほんとにつかうつもりはないんだ』とか言ってますが、使う気がないのが相手に悟られるとハッタリだとバレて抑止効果がなくなりますよね。
なので本気で使うつもりがないと意味がありません。
だったら「あくまでも抑止力」という、右の人が持ち出す主張は言い訳でしかないのでは…。
あと軍事力はそれ自体が火種であり、周辺国に軍事的緊張を強いるので、安全ではないよね。
そして一度始めると否応なく引きずり込まれる軍拡競争… それは血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ(ウルトラセブン)。
「9条信者はお花畑〜」とか言ってる人たちは、軍備さえすれば平和になるみたいに言いますが…
軍事力信者かてお花畑ですよ?
軍備は「持たないと危険だけど、持っても危険」という悩ましいジレンマ。
左右ともまずソコを認識するところから始めるべきではないですかね…。
(※画像は特記がなければ各当該アカウントより引用)
(07:40)
2025年11月16日
参政党がやたら『脱酸素』と言ってるのがXで話題に。
え、『脱炭素』ではなく?

↓添付画像①

↓添付画像②

↓添付画像③

↓添付画像④


↓添付画像

↓添付画像②

















































そしてカウンター側が↓プラカードのネタに。






元の流れに戻りまして。

↓添付画像①

添付画像②

↑コレは
「批判者側にかて誤字くらいあるやんけ」
というコトの様ですが…
頻度が違い過ぎるんだよなぁ…


↑地球の生命体は炭素系なので、炭素がなければ哺乳類に限らず全滅すると思いますが…
そもそも『脱炭素』は「大気中の二酸化炭素量を減らそうね」という話であって、「地球から炭素をなくせ」とか言ってません。
一方、『脱酸素』は何を目指してるのか知りませんが、減らしちゃダメだろ。
その必要もないし。
しかし…そういった地球史的な視点で見ると、参政党の真の目的が見えてきます。
現在、酸素は生物にとって必要不可欠なものみたいに思われてますが…
もともと地球大気に酸素は殆どありませんでした。
そもそも酸素って生物にとってはとんでもない毒物やで?
しかし光合成生物が出現し、副産物として酸素を放出しまくる様に。ほぼ毒ガステロ。
嫌気性生物は大ダメージを受け、当時の生物は80%以上が減少。
コレを『大酸化イベント』と呼びます。
しかしやがて毒物である酸素から逆に莫大なエネルギーを引き出せる好気性プロテオバクテリアが出現し、古細菌と共生する様になります。
このプロテオバクテリアが我々の細胞内にあるミトコンドリアになったのですが、それはまた別の話。
参政党は脱酸素によって『大酸化イベント』以前にまで歴史を逆行させ、本来の嫌気性生物による進化をやりなおそうとしてるのかも。
ラスボスみある〜。
あっ失礼、参政党的には『嫌気性』ではなく『嫌氣性』でしたね。GHQ。
その野望は党名にも表れています。
『参政党』とはつまり『酸性倒』あるいは『酸生討』…
「酸性を倒す」「酸素を好む生物を討つ」という意味だったんだよ!
ΩΩΩ<な、なんだってー!?
(インターネット老人会)
(※画像はXの各当該アカウントより引用)
(11:52)
2025年11月11日
やや旧聞に属するのですが…
ちゃんと反論してるリベラル系サイトがないので、当ブログで扱うことにしまーす。
ちょっと前にXで↓こんなのが話題に。

え、そうお?
この撮り方、そんなに不安に見えます?
むしろ凝ってて格好良いと思いますが。
映画やドラマなんかでも昔はカメラを三脚に載せて安定した絵作りをしてたけど、近年は手持ちカメラで細かく震えるカットがやたらと多いじゃないですか。
アレだって昔は『不安感や緊張感を与える』演出だったけど、今は一般化して単に「細かく動かすことで情報量を増やして目を飽きさせない、今ドキ風の映像」ってだけやん。
そもそもカメラでできるコトってかなり限られてて、選択肢は
◉カメラ位置
◉寄り・引き
◉ピント調整
◉露出調整
◉カメラに動きを付ける
◉フィルターによる効果
くらいな訳です(照明は別部門だし、色調調整は通常、編集段階で行います)。
それらにしても、「普通はこうするやろ」という定石がある訳で。
その制約の中で演出をしたりカメラマンの個性を出すのって大変なんよね。
無理してトガったことやりすぎても変だし。
例えば…
タランティーノ映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』。
その続編として、無名の監督による低予算のオリジナルビデオ『フロム・ダスク・ティル・ドーン2』が作られたのですが…
個性を発揮しようとしたのか、ドアノブや車のタイヤなど、劇中に登場するあらゆる回転するものにカメラを仕掛けて撮影…結果、単に観づらくて奇妙なだけ。
こういう映像的な好奇心だけで撮っちゃうって、学生映画かよ。
映像的好奇心といえば、超名作『スターウォーズ 新たなる希望』もよく観ると、ワイプ(カットがスライドして別のカットに切り替わるやつ)であらゆるパターンを試してはる〜!
「右→左」「左→右」「上→下」「下→上」「回転」
とフルコンプ。
学生映画みある〜!
で、話を戻しまして。
「カメラに動きを付ける」つっても、できることってカメラを傾けるか揺らすかくらいしかないやん。
そらぁいろんな意図でそうするって。
こういう限られた選択肢の中で多義的なメッセージが発達する例としては、例えば車の合図が挙げられるでしょう。
運転中に対向車に合図として出来るコトって、パッシングするかクラクション鳴らすかくらいじゃないですか。
ブレーキランプは後方にしか見えないし。
なのでパッシングやクラクションは「お先にどうぞ」や怒りの表明、お礼など、いろんな意味を持ちます。
まぁそれらの使い方は厳密には法令違反だったりするのですが、ここで語っているのは「法的にどうであるべきか」ではなく、「人々がどの様に使っているか」なので、その問題は一旦棚上げ。
百田尚樹の言い方は、
「クラクションとは敵意の表明…今、鳴らしたというコトは、お前は敵だな!?」
と絡む様なものでは。
実際にはお礼のつもりだったかもしれないのに。
↑この百田尚樹のポストへのリプライが↓コレ(表示順)。




あと↓こんなリプライも。


↑なんやコレに付いたリプ…
カメラを傾けただけで『悪質な報道』と考えたり粗探ししてるのは百田尚樹の方なんですが。
なのに
『充実してそうだね
他にやることないん?』
ですか…
トンデモさんは自分に当て嵌まる言葉で相手を批判するの法則。
あとその下のやつ。
映像を傾けることに特定の意図がある、と言い出したのは百田尚樹の方ですよ?
意図とやらが公営放送と個人で異なる理由って何かあります?
そもそも↑この元ポストは、百田尚樹と小野田紀美のポストに類似性があることを指摘してる訳です。
類似してるというコトは当然、共通性もあれば差異もある訳で。
こういう場合、その場の都合に合わせて
「でもココが違ってるじゃないか!」
と言いつのることは常に可能ですよね。
なので「何故そこが違ってるとダメなのか」をきちんと説明しないと。
そして百田尚樹のポスト、↓「zakⅡ」(ザクツー)に取り上げられてましたー。
ちなみにここは旧『夕刊フジ』公式サイト「ZAKZAK」がリニューアルしたもの。産経系。
【zakⅡ】
『NHKの高市首相「ダッチアングル」 百田尚樹氏がプロ目線で「極めて悪質」』
https://www.zakzak.co.jp/article/20251024-QOMUQ44SR5HDJMC56KXA47XVJQ/
↑記事には
『百田氏は、ABC『探偵!ナイトスクープ』を手掛けるなど放送作家として長くテレビ制作にかかわってきたことから演出・技術に精通している。プロの視点から指摘するダッチアングルとは、カメラを傾けて撮影する手法で、映像に不安定さや違和感を与える効果がある。ホラー映画などに用いられることもある。映画やテレビでは意図的な心理効果を狙って用いられることが多い撮影技法だ』
とあるのですが…
放送作家って言うほど演出・技術に精通してるか?
そもそも百田尚樹は重度の陰謀論者…その発言っていちいち真に受けるべきなんですかね?
あと↓ウヨちゃん動画シリーズ①


動画付きは↓こちら。
https://x.com/max358japan/status/1983141705055633514
↑山口敬之〜!
この人も
「安倍さんはスナイパーにガリウム弾を撃ち込まれたという仮説ガー!」
とか言ってる陰謀論者ですよね?
あと調べてみたら、この人がカメラマンやってたのって前世紀の話やんか。
↓ウヨちゃん動画シリーズ②。

動画付きは↓こちら。
https://x.com/airi_fact_555/status/1982775940402106645
↑え、「ダッチアングル」って専門学校では習わない、大衆煽動のための知られざる洗脳テクニックなんですか…?
カメラを傾けるだけなのに。
ちなみに私も映像制作の専門教育を受けた身ですが、確かにダッチアングルなんて習いませんでした。
というのも、学校じゃカメラワークの基本的なテクニック全般すらほぼ教えてなかったんだよなぁ…。
そして↓現場の方々の意見。










↑この『張本人に意見した』というのは↓コレのことの模様。


↑「張本人」ってデマゴーグの西村幸祐かよ。
この人も米大統領選不正とか信じてる陰謀論者なんだよなぁ…。









↓












↑
『あー、そこ肌感覚っていっちゃうんですか』
『じゃあご主張も肌感覚ってことで』
だそうですが…
そもそも百田尚樹の主張自体が問題のないところに問題をねじ込むという、『肌感覚』以下の根拠レスな代物なんですけど。











↓


という訳で、主張してるのは陰謀論者ばかりでしたが…
陰謀論が陰謀論を呼び、↓こういう目も当てられないコトに。


【オマケ】
話題と直接関係がないので記事本文中ではスルーしましたが…

↑この引用先の画像について。
↓添付画像①

↓添付画像②

↓添付画像③

コレについて、↓こんなん発見。


↑ソースはネットだそうです。
あと記事中に出てきた↓コレ。

ポスト主のプロフィールが↓こちら。


この人、↓こんなん言われてたり。

https://x.com/moyayamo3/status/1941793970729926839


https://x.com/aradnekopon/status/1944868451543343291
(※画像はXの各当該アカウントより引用)
(08:34)














